夜の散歩

夜、妻と散歩に出掛けているのですが歩くルートも決めず懐中電灯を片手に持ち、この町の中を探検しています。お互い楽しみにしていることは同じようで、それは偶然にも夜のこの時間に、この町をパトロールがてら散歩している猫たちに出会うことです。いつも、必ず会えるわけではありませんし、いままで散歩する中でどれだけの猫たちを見つけられたでしょうか、見つけたと思っても目が合った瞬間に彼等は自分達にとって安全を確認出来るだけの距離を取ってしまいます。少し距離を取り必ず振り返ってこちらを見るのでまた興味を引こうと手招きするのですが全然、近寄って来ることはありません。

なかなか気持ちは伝わらないようですね。

車で少し離れた公園まで出かけた夜の事です。

この公園はとても綺麗に整備されていて管理された庭内で季節毎に咲く花は訪れる人たちを楽しませています。遠くまで出かけることなく、そういったものを感じる事が出来る場所はそうあるわけでは無いので私たちだけでなく利用している人は多いようです。

こういった公園は入り口がいくつもありどこが本当の入り口なのかわかりませんが私たちが通り抜けた入り口から幾分か歩いた先には遊具広場がありました。昼の明るい時間には小さな子どもたちが占拠している光景を簡単に想像することが出来ます。それも少し年長さんの子どもたちでしょうか。

遊具の周囲は太いロープで作られた網状のジャングルジムになっており、小さな子どもたちにサイズを合わせて作られているハシゴや階段が2階建ての家くらいの高さにまで続いています。

友達だけで遊び始めるようになったばかりの少しだけ秘密が生まれる年齢に差しかかった頃、隠れてヒソヒソ話しをするのにも、ちょうど良さそうですね。そんな経験はありませんか?私は小さな頃の思い出の中にこのようなシルエットのロケット型の滑り台があります。

チューブ型に成型された滑り台の中はいま覗き込んでみるとTV番組クレイジージャーニーで観た洞窟探検家が進んでいく狭い狭い世界の入り口のようです。

きっと何年も前の子どもの頃は楽しかったのでしょうが、いまの私にとっては懐中電灯で照らしても出口の見えないこの入り口は不安を感じてしまうだけの穴でしかありませんでした。

 

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